ペンキの匂いが嫌だった

これから語ることを、

より判りやすくするには 

自分の幼少時代から、語らなければならない。

 生まれた家が看板屋なのだから 家の匂いは当然ペンキの匂いである。 

私が少し変わっているのは、

この時に脳が シンナーに犯されていたからだと思う。 

カラフルとは縁遠いペンキ缶が縦横に並び 妙な液体に浸かった

ハケが並んでいた。 


昭和時代のザ・看板屋である。


しかしこれが本当に嫌だった。




コメント

人気の投稿