ターニングポイントの仕事

コンピューターカッティングシステム
導入時期は地域でも早かったかもしれない。

手書きだけの売上げが
いつからか
その割合が多くなっていった。

初期のシステムは書体の数が少なく
少し太かったり
オリジナリティーのある書体は
一文字づつ
その書体の輪郭を
トレースと言われる作業で
入力しなければならなかった。

ある時
ロシアのお偉いさん方が
日本工場に視察にくるので
看板を全てロシア語で作らなければ
ならないという依頼が舞い込んできた。

前にぶっ倒れそうな勢いで納品したのだが
今思うと、この作業で
手書きとコンピューターとの差が
はっきりとわかり

やっぱりこれからは
コンピューターだよな!と
看板屋としての進む道が
明確となっていった。




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