生き方の計算式

経験と知識を足し、失敗と経験を掛け、抱え込みを引き、経験を分かち合う四つの手描きの計算式

あなたは今、どんな計算式を使っていますか?

振り返ると、私はずいぶん長い間、足し算をしながら生きてきたように思います。できることを増やし、行動範囲を広げる。面白そうなことがあれば、とりあえずやってみる。

経験+知識+・・・・・・・

若い頃は、失敗だろうが何でもウェルカムでした。

しかし足したつもりが、いつの間にか掛け算になっていた。

失敗×経験
自分の考え×誰かの考え

そういう時、人生計算は面白いものだと感じます。

一方で、引き算はあまり得意ではありませんでした。

せっかく手に入れたのだから。
まだ使うかもしれないから。
ここまで続けてきたのだから。

勿体ないという気持ちは、なかなか手強いものです。

でも今は、シンプルになることに安らぎを感じます。

昔は引き算をすると、何もなくなるように思っていました。ところが、引いた後には余白が残るのですね。

時間の余白。
気持ちの余白。

ただ、若い頃から引き算ばかりしていたらどうだったでしょうか。

今、引けるものがあるのは、あの頃、どん欲に足してきたからです。

遠回りしたことも、どんな問題も抱えすぎたことも。全部が無駄だったとは思えません。

そして、割り算。
人生の中で、何を割るのでしょうか。

それは自分が持っている何かを、誰かと分け合うことだと思っています。

知っていること。
経験してきたこと。
自分にできることや、使える時間。

一人で持っているだけでは、その中だけ終わってしまうものも、分けることで、誰かの役に立つかもしれません。

分けたからといって、自分の分が減るとは限らない。

むしろ、相手の受け取り方から、私が教わることもあります。割り算をしたら、また足し算や掛け算が始まる。

どうも人生は、学校で習った計算どおりにはいかないようです

足して、広げる。

掛けて、気づきを生む。

引いて、余白をつくる。

割って、誰かへ渡す。

大切なのは、その時の自分に、どの計算が合っているか。そんなことを、時々考えてみる。

皆さんは今、どんな計算で人生を愉しんでいますか?

このブログの人気の投稿

利益とは

創ると壊す

私の「スイッチ」はどこ?